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カブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!


なんだかんだでツーリング等にも行っていないので整備やらが続きますが、
今回も備忘録って感じで、長々と記録しております・・・。

本日の記事は
・リトルカブのヘッドライトバルブ(電球)を交換
・汎用ベーツライトのバルブ交換(ハロゲンバルブに挑戦)



友人の乗るリトルカブのロービームが夏から切れっぱなし(!)だったので、
後学のためにも交換&記録させて貰いました(実験じゃないです、ほんとです)

カブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_3224943.jpgまずは正面に立ち、時計でいうところの4時・8時方向にある2本のボルトをプラスドライバーで緩めます。するとヘッドライトのリム(銀色の枠)がレンズと共にグラグラと動くのでそのまま引きます。上部がツメで引っかかっていますので様子を見ながら少しずつグリグリと。


樹脂製の部分も多く、力任せに行うと欠けるかもしれませんので
引っかかっても、ゆっくりと丁寧に作業を進めます。




カブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_3245163.jpgカブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_3245433.jpg
上記のリムを外すと線の繋がったコネクタ、ソケットが見えるので、
これをグイッと押し込みながら反時計回りにひねれば外れます。



カブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_3271563.jpgカブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_3272195.jpg
ソケットが外れたら電球のお目見えです!(ヤケドに注意)
おい・・・なんかハンダが流れとりますが・・・!!
光らない原因は球切れではなく接触不良だったみたいです。
とりあえず今回は端子を綺麗にして装着したら無事に光ったのですが、
ソケット側も熱で変形しているので、近日中に交換修理をすることに。


カブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_3294541.jpgカブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_332117.gif
使用するライトは「M&H マツシマ」のヘッドライト用ダブル球
(電球の中に発光部が2箇所あり、hi/lowを切り替えるもの)です。

友人の大事な愛車なので、規定通りの白熱球を採用。

これは純正と同じ規格で12V 30/30w もちろん信頼のMade in Japanです。
金口の型番はP15d-25-1というものです。
ハロゲン球のPH7という金口と同じ規格でもあります。

■ M&H マツシマ 金口規格の一覧
また、これはスーパーカブDX/STD 系にも適合するものです。

年式によって異なる場合もあるので、適合は確かめたほうが良さそうです。

■carparts SPARK・・・ページ下部に二輪車用の適合表あり。
メーカーから検索できて、車種、排気量、年式 などの差異も記載されています。

カブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_3372826.jpgカブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_3373064.jpg

バルブを抜き取り、電球の突起とケース側の切り欠きを合わせてから
新しいバルブを装着するので向きを間違えることはありません(おそらく)

カブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_3423963.jpgカブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_3224943.jpg
逆の手順でソケットをねじ込んだら、ケースの位置を合わせ、
再び最初の4時8時のボルトを閉めてやります。


エンジンをかけてライトの点灯、hi/lowの切り替えが正常かをチェック。

大丈夫そうならこれで作業終了です!!


※ちなみに、リムの真下(6時の位置)にあるボルトは「光軸(光の向き等)を調整するため」のものです。場合によっては電球の交換やリムの脱着で光が上向き過ぎたり逆にやたらと下向きになったり・・・それを微調整するのが光軸調整ボルトです。交換後に違和感を覚えたら調整してみるのも吉です。
カブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_412010.jpg

光軸のイメージ・・・あくまでもイメージです。想像図です。

ボルトを締めれば光軸が下がる筈です(逆だっけ?自信ない) まあ、その辺りをいい感じに?しつつライトの向きを微調整します。あまりに上向きだと目先が暗いし対向車や前方車が迷惑します。その逆だと近くばかり明るくて危険です。
(向きが極端におかしい場合は取り付け方法に問題があるかハンドルに歪みがあるかです、再度確認してどうにもおかしい場合はバイク屋さんへ!!)


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金口の形状に留意して選べば白熱球もハロゲンも装着可です。
今や500円以下のハロゲンも!楽天AFで大変申し訳ないのですが
適合をお確かめのうえぜひ色々と探してみて下さい!





ベーツライトのバルブ交換手順

カブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_3391420.jpgカブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_4151943.jpg

で、ここからは私のカブの話なんですがベーツタイプと呼ばれる
汎用のヘッドライトがついています。これが暗くて■ワークライトを装備したり
頑張っていはいますが、ついでにヘッドライトも交換してみます。
(実は上記リトルのバルブ交換前の練習を兼ねていたり・・・w)

カブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_4194167.jpgナップスで安くなっていたハロゲンバルブです。これは先のP15d-25-1の金口と同型であり、そのまま装着できます。
金口型番はPH7で12V 25/25w です。
金口の形状としては
PH7 ≒ P15d-25-1
と覚えておくことにします!

ハロゲンバルブは高熱を発するので、ケースの形状によっては
その熱でレンズや端子が溶けたりする危険もあるそうです。
(友人のリトル号は白熱球でも溶けかけてましたけど・・・!)

カブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_4272734.jpgまずはライトの半分解。
リムの下部にあるボルトを回します。

固定ボルトがサビサビで恥ずかしい…
これもそのうち交換しときます。



カブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_428751.jpgリムをグイグイッと外します。
角が立っていて非常に鋭いので
怪我には注意が必要です。

ナットがなんか細長くて特殊っぽいので
なくさないように気をつけて進めます。



カブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_4321242.jpgカブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_432124.jpg

リムが外れたらリトルと同じ要領でソケットと分離。

上の小さな電球はハイビームインジケーター用です。
この状態でエンジンをかけるとあら綺麗!!でも電気喰ってそうです・・・。


カブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_4334114.jpgレンズとリフレクターがコーキングでくっついています。バルブは「Stanley社の Ray Brig」というのがついています。コレに変えたのは確か4年以上前だったと記憶しています。少し煤がついていますが、耐久性に驚きです!どちらも切れていないので予備バルブとして車載バッグに忍ばせておくことにしました。




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さて、いよいよ取り付けです。
果たしてハロゲン効果は如何程なのか!!!


カブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_43578.jpgカブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_435044.jpg
まずは通常バルブ(白熱球 30/30w)






カブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_435458.jpgカブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_435333.jpg
換装後のハロゲンバルブ(25/25w)

どうでしょう・・・?
デジカメ画像では分かりにくいのですが(常套句)、かなり明るくなっています。
少し白っぽくなり、光の中心に輪っかができていますが、照射範囲も改善され、
ハイビームの伸びも随分と良くなりました。

カブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_440721.jpg対向車への配慮や反射物の目眩まし対策も考えつつ光軸のチェック&微調整を行い、作業は終了です。
ネジを締める時にずれやすいのでテープで軽く留めてから行うとスムーズかもしれません。

夜間に走行してみましたが、やはり照射範囲がぐっと広くなり適正な明るさが戻った感じ!たまに純正カブに乗らせてもらうとmy鹿の子号のヘッドが如何に暗いのかと感じていましたが今回ハロゲンバルブに換装したおかげでそんな不安も吹っ飛びました。


まあ、あとは耐久性ですね。

カブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_4435856.jpg日本一周の際、千葉県は館山のあたりで
ロービームが切れ、急遽立ち寄った
ホームセンターカインズにて購入した
岡田商事 「MOTO FLARE」なる
バルブを装着してみた事があります。
30/30wですが60/60w級の明るさ!
と謳っていた中華製バルブです。

あれから月日が経ってしまったので詳細は不明ですが、
確かに凄く明るくて感動した覚えがあります。

しかし、その約1ヶ月半後、再びロービームが切れてしまったのです。

日本一周という状況下、振動が原因なのか、それとも取り付け作業がまずかったのか。その間、千葉県から長崎県まで走っていますし、やはり毎日の長時間点灯による正常な寿命なのか、…

中華製だったからというのも考えられなくもないけれど・・・。
交換した小糸製作所の国産バルブも日本一周を終了してちょっと経った頃に切れ、んで、前述のスタンレー製に交換したはずなので、約半年(日本一周中の2ヶ月+街乗り4ヶ月)で切れてしまったことになります。

何はともあれ、ヘッドライト切れは危険ですし、無灯火は取り締まり対象です。
たまには昼間でも手をかざして点灯しているか確かめておきましょう!!
特に交換直後はこまめにチェックしておく必要がありそうでございます。



カブ90とリトルカブのヘッドライト球を交換!_e0183804_5401352.jpg

ちょっとコレは似すぎてませんかねえ?
言い逃れ出来るんですかねぇスクエニさんは・・・。
天下のFFキャラがですよ、まさか電球を・・・なんて、ねえ。





私的メモ:バルブのガラス部分に触れると、指の油脂などが付着するため
部分的に高温化が促進され、最悪の場合は電球が割れたりするという
おっそろしい記述をよく見かけます。が、そんな事はありませんという
あっさりした記述も見かけます。どちらが本当かは分かりません・・・
が、注意書きにも「素手で触んな・指紋付けんな」的な事が
思いっきり書かれているので、大人しく従いました。




ハロゲン球への交換は、結果的にとても明るくなって大満足です。
が、もともとが暗いライトだったから効果があったのかもしれません。

ハロゲン球にしたのに効果ねえぞ、って場合は色々なw数を試してみるか
もう、超絶テクを必要とするちまたで噂のHID化しか無いかもしれません。

ひとまずは今回のハロゲンバルブ氏とワークライト君のコンビネーションで
薄暗い住宅街から闇夜の林道まで対応できそうです・・・出来るのか!?




by t-r-cub | 2014-03-25 23:59

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