【誰でも出来る】 カブのオイル交換方法です!

カブ90のオイル交換をしたので、その手順を備忘録代わりにupしてみます。

はっきり言ってカブのオイル交換は本当に簡単・単純です。
自分で行えばそれなりに愛着も湧きますし、割と安く上がります。

ただ・・・

カブを含む原付クラスの排気量であればバイク屋さんにお願いする方がお得かもしれません。
交換時に出た廃油の処理に関する問題や、中途半端に残ってしまったオイルの置き場…etc

バイク屋さんに頼むと、料金は工賃含めて1500~2000円くらいが相場の様です。
しかも多くのショップが、同時に空気圧やブレーキ調整なども行なってくれます。

僕も普段は凄腕プロショップの ■ M.R.さん にて交換をお願いしています。
もちろん各種の点検調整も同時に行なって下さいますし、適切なアドバイスも頂けます。
しかも入れてもらったのは確かワコーズというメーカーののいいオイルでした。


でも自分で交換すりゃオイル代だけで済むじゃん!

と思ってしまいますが、現実というものはかくも厳しいものか、
交換時に出た廃油(古いオイル)は自治体によっては回収不可
な所もありまして、そういった場合はガソリンスタンドやバイク店や
カーショップ等に引き取りをお願いする事になります。
馴染みのお店があるなら別ですが、回収は有料である可能性が高いと思われます。


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左の様な廃油処理パックの様なものを使用すれば
可燃ごみとして出せる自治体もありますが
それでも回収不可な地域も意外に多い様です。

ゴミ袋にトイレットペーパーを敷き詰めて廃油受けにするのも
メジャーな方法です。もちろん地面を汚さないようにしましょう!
(必ず適切な処理を行なって下さいね)




上記を踏まえた上で、「それでも自分でやったるねん!」という
奇特な方のみお進み下さいませ。





突然ですが、きたない下の図をご覧ください。


e0183804_4335597.jpg


あくまでもイメージですが…エンジンオイルの役割を超簡略化してみました。
(世界でもワースト1を狙えるくらい雑な簡略化だと思います…多分。)

クッソ雑なついでに、「ぼくがかんがえてるえんじんおいるのやくわり」を紹介します。

エンジンはきっと金属で出来ています。噛み合った金属が
ガソリンの爆発力によって超高速で回転するのですから、
内部のエンジン君たちは削れる・軋む・熱くなるの三拍子(もっとか!?)です。


そこで、エンジンオイルが滑らかな動きを保ち、錆を防いで発熱を軽減しているのでしょう(他人事)
エンジンオイルは潤滑剤保護液である、とまあこんな感じのノリの雰囲気なイメージで。

早い話、ローションみたいなもので、ギシギシからニュルンへと導いてくれるのです。


卑猥な想像をなさったかたは、きっと心が汚れています。
汚れっちまったオイルと共に、入れ換える事を強く勧めます。





・オイルのチェック

基本的には「3000kmの走行毎に交換」が推奨されています。
新車時は金属カスも多く付着しているので1000kmで交換が一般的な様です。

その他、季節や走り方によって交換するタイミングは様々ですが、
よほど長期間の休眠開けでもなければオーソドックスに3000km交換で大丈夫でしょう!


e0183804_4422272.jpgまずは現状のチェックです。
2~3分程度で良いので、
そのへんを走ってエンジン内部を
温めてから行うとスムーズです。
(コレを超絶難解専門用語で暖気というらしい)

オイルの量、汚れ具合を確認。
位置はお馴染み、右足もと。



e0183804_4431292.jpgこんなツマミがあります。
開けてもオイルは出ないので
ご安心を!



e0183804_444106.jpgエンジンオイル量
推奨オイル:ホンダウルトラ-U
(4サイクル2輪車用)
全容量 0.8L
オイル交換時 0.6L
給油後 必ずゲージにて
量を確認して下さい。

とあります。



e0183804_445810.jpgさて、先程のツマミを回すと
■17アイスの柄みたいなのが…!
これがオイルゲージというブツです。



e0183804_4453079.jpg
このオイルゲージというのは、オイルの量と汚れ具合をチェックするための物で、
先端が平たいギザギザになっていて、そこがゲージ(計測器)の役割を担っています。


・まず、毛羽立たないものでゲージをキレイに拭きます(ティッシュは避けましょう)

・キレイにしたゲージを穴に入れて、そっと引きぬいてみましょう。

・先端にオイルが付着すると思いますが、略図の通り、ギザギザ部分の範囲内に
 オイルが付着していたら(ほぼ)適正量という事です。


e0183804_4481952.jpgちなみに
チェックする際は右の画像の様に
ゲージを奥までねじ込まずに行います。
ここで汚れ具合もチェックしましょう。
古いとドロッドロのきったねえオイルが
べっとりと付着します。
(長いこと交換していないとオイルが減りすぎて
 ゲージに付かない場合もあります。
 実際僕のがそうでした)



e0183804_4522242.jpg汚れたオイルの例。
ここまで黒いととっくに
限界を超えています。
速やかに交換しましょう!





オイル排出だっ!!


e0183804_4531468.jpg今回はメガネレンチを使用。
見えにくく、力も入れにくいうえ
オイル汚れ等がベッタリと付着していると
非常に回しにくいボルトなので
ソケットレンチやメガネレンチを
使うのが良いと思います。■参照画像
オープンレンチやモンキーレンチでは
ボルトの頭が削れる(俗にいうナメる)
可能性が高いので注意です。



e0183804_4573739.jpg

地面に這いつくばって下から覗いた図です。エンジン下部にはいくつかのボルトがありますが
青丸で囲ったボルトがドレンボルトです。(これを緩めると廃油が出ます)



e0183804_4594225.jpg地面に向かって垂直になっているボルト
が正解ですのでお間違い無く!
レンチを左に回せば緩みます。



e0183804_505737.jpg緩めるとオイルが…!
上記のドレンボルトを
緩めると廃油が流れ落ちます。
ドッバーァァア!と出そうなイメージですが
Bow-Kowに余裕がある時のNyowみたいに
ススス~っと静かに流れ落ちます(お下品)

廃油パック等の受けの位置を
確認してから緩めましょう。



e0183804_582232.jpgあ~あ・・・やっちまったの図
ボルトが廃油受けに落ちました。
まあ、お約束です。



e0183804_5856100.jpg拾い上げて綺麗に!
ドレンボルトには
シーリングワッシャー
というリングが付属しています。
無くさないように気を付けて!



さて、上記のシーリングワッシャー。その名の通り密閉性を保持するための座金です。
こいつがなければいくらボルトを閉めてもオイルが漏れ落ちてしまいます。

オイル交換時にはこのワッシャーも新品に交換する事が推奨されています。

ですが・・・

バイク屋さんでのオイル交換でもワッシャの交換はされない事が多いのです。
目に見える程の変形(歪み・割れ)や錆などがなければ再利用してもおkとの事です。

※サイズが合うからといってホームセンター等のワッシャーを使うのは危険だと思います。



e0183804_10192516.jpg

※リトルカブ等 一部車両には「エンジンガード」なるパーツが存在したりしなかったりします。
■参考までに検索(別窓:Google画像検索)   画像はホンダHPより拝借。
ドレンボルトの位置には穴が設けられているので無理に外す必要はないようですが、
その際はソケットレンチを使用しソケットの長さが足りるかどうかを確認してから
作業を始めると良さげです。(メガネレンチだと平坦なのでボルトが回せません)

また、外したる!と一大決心した方は、上記画像をご覧ください。
レッグガードを留めるボルト(多分10mm)を両側とも外せば、あとは引き抜けます。
ステップ下部のパイプのとこにツメが引っ掛けてあるだけなので。





エンジン内部から廃油が出なくなってからも、車体を前後左右に傾けたり
キックペダルを踏み込んでやると(ちょっと飛び散りますが)まだでます。
もちろん念のためキーは抜いておき、誤ってエンジンが掛からない様にしておきましょう。

e0183804_5105369.jpgボルトを締め込みます。
上記のワッシャーも忘れずに。
ポイントは締め込み過ぎない事です。
力任せに回すとエンジン側の
ネジ穴が変形してしまうので
ググッと締め込んで、
もう回らないかなくらいで
とめておきましょう(表現が難しい…)





いよいよオイルを補充!!

e0183804_5122927.jpg

ここから補充に入ります。オイルはホンダ純正のウルトラG1というオイルです。
ホンダのショップでもコレを入れてくれます。コダワリがなければコレで良いと思います。

リッターあたり何千円もするオイルや、季節気候によって数種のオイルを使い分けるかたもいます。
オイルには粘度という値が記されており、気温や回転数、乗り方等によってエンジンオイルを
使い分けると色々良い事があるらしいのですが、私を含む一般カブユーザーは通年G1
何ら問題は無い模様です。(実際よくわかってないので、割愛させて頂きます(泣))




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ど定番ホンダ純正のウルトラG1です。
定価は1,270円がちょっとお買い得になってました。

その他にもG2・G3・G4 E1から2スト用、大容量の20L缶まで(笑)
ご自分のバイクと好みに合ったオイルをご用意下さいませ。






e0183804_5322131.jpgカブは4サイクル(4スト)なので
必ず4サイクル専用と表記された
エンジンオイルを使いましょう。

逆に2ストと呼ばれるタイプの
バイクならば、必ず2サイクル用の
オイルを使う事!でなきゃ故障します。

分からない場合はバイク屋さんへ!



e0183804_5342084.jpgホームセンターやパーツ屋さんで買うと
こんな注ぎ口(ノズル)がついてきます。
買う時に店員さんに訊ねましょう。
通販や一部店舗では貰えない場合もアリ。
そんな時は百均でジョウゴを買うか、
厚紙やコーティング紙なんかを丸め、
注ぎ口に当ててやるとうまくいきます。



e0183804_535247.jpgとは言っても・・・
微妙に入りきらないサイズ感。
ちょっと無理やりですが問題無し。
カブのエンジンオイル補充量は0.6L(600cc)
ですから、ボトル半分とちょっと。
キッチリ量っておくべきですが、ここは体感で。
だいたい半分くらい注いだらゲージで
確認 → 継ぎ足し →確認 といった流れです。






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キッチリ量って進めたいかたは左のようなオイルジョッキがあると
正確な量を手早く補充できるかと思います。
ペットボトルなどを使う場合は必ず綺麗に洗浄しよく乾燥させ、
水滴や埃やゴミがエンジン内に入り込まないよう気を付けて下さい。






e0183804_4453079.jpg 
さて。
冒頭のオイルチェック手順を思い出して下さい。
キャップをねじ込まずに給油口にゲージをあてがい、
図の通り、ギザギザ部分の中間に付着跡があれば
ほぼ問題無しです。
(二度手間を防ぐためにも量りを使う事を推奨します)



e0183804_5563842.jpg
ちょっと見えにくいのですが
一応ゲージのまんなか辺りに
オイル跡がついています。
※入れ過ぎた場合は
灯油ポンプとかで抜き出すか
もう一度ドレンボルトから
抜いて再作業になるので
継ぎ足し派は慎重に!!



e0183804_5594097.jpgBefore
どれほどにオイルが
汚れていたか分かります。
新品のエンジンオイルは
透き通っていましたが
汚れたエンジンオイルは
腹痛時に放出される
Gerry=Ben の様な色です。
う~ん この色・・・!



e0183804_61469.jpg

キャップを閉めたら晴れて交換作業完了です。




作業は簡単なのですが、やっぱり廃油処理やら作業場所やらで面倒も多いオイル交換・・・

最近はバイクのオイル交換をしてくれるガソリンスタンドも増えていますが、
入れられるのはクルマ用の硬いオイルだからエンジンに良くないという噂も聞きます。

今回はご要望を頂いた事もあり、気まぐれで自身によるオイル交換を致しましたが、
次回はどうでしょう・・・。そっこーバイク屋さんに行くと思いますがね
ボトルに残ったエンジンオイル(約400cc)の重みを感じながら悩んでおります。

とりあえず、今季ツーリングに向けての(簡単な)整備が着々と進んでおります。
あとはチェーンとタイヤか……先が思いやられます。
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by t-r-cub | 2013-05-29 19:19 | Trackback | Comments(6)

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Commented by シモヤンブルース at 2013-05-29 21:29 x
お、分かりやすい!残念ながら、カブ乗りではないのですが、我が愛車ボルティーは、山間部の郵政バイクであったっこともあるバイクです、燃費はいいです(^^)勉強なるな~ありがとう御座います。いつかカブに乗りたいです。私の心はおそらく黒いどろどろのオイルのようです。(笑)交換できれば、いいのですが。
Commented by miki-K at 2013-05-30 10:37 x
私も汚れきった人間の一人だったみたいです笑
ていうか回避不可でしょ!

ツーリングに行ったらまたたくさんの写真を載せて下さいね♪
(適度なプレッシャーをかけてみてます)
Commented by t-r-cub at 2013-05-31 00:47
>>シモヤンブルースさん
ボルティーいいですよね!数年来憧れているバイクですが
原付ならば…と、管理会社が渋々OKしてくれたような狭い駐輪所なので
まだまだ「憧れの対象」としてのポジションは続きそうです…。
足つきも燃費もルックスもいいバイクって、希少ですよね~
カブはオイル工レメント?やらフィル夕ー?とかを気にせずに
簡単にオイル交換出来るので助かってます(笑)
お陰で?真っ黒ドロドロの心のオイルも自由奔放に循環しております・・・
Commented by t-r-cub at 2013-05-31 00:49
>>miki-Kさん
真っ黒なのは生きてる証!むしろ誇りを持って下さい(笑)

大の苦手な梅雨に突入してしまいましたが、タイミングを見計らって
敢行しようと目論んでいます。心地良いプレッシャーを感じつつ
カメラをフル活用したいところです(濡れないように)
Commented by ほっと茶 at 2013-06-02 15:19 x
「カブのオイル交換」をココまで丁寧かつ素人向けに書かれた記事はないと思います!!(長っ!!と思ってスミマセンw)
いらん!?情報ですがアイドリング2~3分後、センタースタンド立てて、さらに2~3分待ってからチェックする(たぶんオイルが落ちてくるのを待つ時間)
と、前の職場(郵政)では言ってました(笑
Commented by t-r-cub at 2013-06-02 19:44
>>ほっと茶さん
書き終えた後、「文字数が多すぎて記事をアップロードできません」という警告を
目にした時の絶望と言ったら・・・。無駄に長いのですがこれでも削った方なんです(泣)
これで前知識が無くても「カブのオイル交換くらいなら何とか出来る」って事と、
「面倒だしリスクもあるし最初はバイク屋さんに頼んだ方がいいかも」って事が
多少なりとも伝わるはずです、よね?ですよね??

>>"センタースタンド立てて、さらに2~3分待ってから"
有益な情報をありがとうございます!汚れたオイルってドロッドロですもんね。
次回交換時には是非マネさせてもらいます!!(カップ麺を砂時計代わりに)
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