名栗 白岩より~廃集落を尋ねて~

旧秩父郡名栗村 県道73号線から始まる白岩林道(林道白岩線)に。
「鳥首峠・冠岩」方面を目指して歩いてみました。

※ここで載せきれなかった写真は■PCサイトにてアップ致しました。


e0183804_9205888.jpg4時半過ぎ練馬を出発。
6時にはJR青梅駅に。
先日の雪も殆ど除雪されて、
道の脇に積まれていました。
凍結も少なく安心していたのですが
R73近辺は結構やばかったです。
特にカーブは未だ凍結多し。



e0183804_921967.jpg白岩林道へ
林道と言っても、狭い舗装路。
民家やキャンプ場に沿った生活路。
ダートや急カーブもありません。



e0183804_9212915.jpgミ ネ ラ ル
いきなり現れたミネラルの4文字。
巨大なタンクと要塞の様な施設。
ここで林道は行き止まりです。
少し戻って広場にカブを停める。



e0183804_9213767.jpgいよいよ登り口へ
しっかりと案内してくれます。



e0183804_9214544.jpgハイカーのみなさまへ



e0183804_9215658.jpg施設に隣接するコース



e0183804_922965.jpg施設の敷地内は撮影禁止
トロッコの軌道や物々しい要塞。
残念ながら撮影禁止でした。



e0183804_9221755.jpgやっぱり雪。
もう溶けてるだろうと思ってたが、
しっかりと積もっていました。
細くて狭くて急な足場の悪い道です。



e0183804_92231100.jpg廃屋出現
道の上に鎮座する廃屋群。
比較的大きな家屋が多い。



e0183804_9224085.jpg竿や物干しが生活感を演出。
残留物等は最後にまとめて。



e0183804_9224879.jpg雪に埋もれた橋
足元が雪に埋もれて見えない。
強度が不安でしたが無事踏破。
右手上部にも廃屋がありました。



e0183804_923032.jpg深い雪原の上に。
見えますか?



e0183804_92395.jpg完全木造二階建て家屋



e0183804_9232099.jpg新しめのおうち



e0183804_9233279.jpg休憩所 兼 お土産屋さん「しらとり」
白岩-鳥首も、昔はハイカーで賑わった様です。
登山ブーム・ハイキングブームの頃には
ここを訪れる人も多かった事でしょう。



e0183804_9233862.jpg点在する祠
集落の方を向いています。
画像中央に見える二本の木は、
どうやら鳥居の遺構みたいです。



e0183804_9234766.jpgあと4分の1くらい
集落を越えて、尚も雪深い道を。
足場もどんどん悪くなる一方です。



e0183804_9235789.jpg振り返ると、橋。
これも、積雪の怖さの一つです。
足元が見えないって事はほんと怖い。
50~100cm程度の細道を登ります。



e0183804_924619.jpg道を見失う寸前。
ここ最近は登山者もいないらしく
踏み跡も足跡も無いので慎重に。
振り返ると不安になります。



e0183804_9241362.jpg分け入っても分け入っても
白い雪・・・。
膝の上まで埋もれながら進む。



e0183804_9242334.jpg無念・・・ここでリタイア。
膝上の雪、浮石に為す術無し。
単独で装備皆無なので、無理は出来ない。
足を踏ん張るとズルリと滑る。
何度か試みましたが無理と判断。




残留物を一部紹介。

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可愛らしいペダルカーは「スモールバード」という商品名との事です。
自転車の剥がれかけたステッカーには「ブリヂストン ドレミ」とありました。
仮面ライダー、ヤマト、天地真理?アグネス・チャン?など数種類あったらしく、
かなりの高級品(当時の価格で2万5千円)だったそうです。
前部にはパトランプらしきパーツが残っていますが、上記のどれなのかは分かりません。

珍しい犬小屋の廃墟や、大量のお札、名栗村史(ちょっと欲しかった…)、
レコードやステレオセット、観光地のペナントにたくさんの物が残存していました。

家屋の中には生活用品なんかが丸々残っているうえ、
寄せ書きや、賞状、年賀状などの記念品的な物もそのまま。
まるで人間だけが忽然と姿を消したかのような雰囲気でした。


手書きの「立ち入り禁止」にはもちろん従います。
それ以前に廃屋と言えども、覗き込む時点で褒められたモンじゃありません。

e0183804_9274594.jpg集落を後に。
雪の降る冬場は探索が殆ど出来ません。
ただ、雪の中で見る廃屋や集落の姿は
ちょっとグッとくるものがあります。
春先には冠岩の集落跡も含めて
再訪してみたいと思います。



e0183804_9275779.jpgコースは現役施設のすぐ横です。
今でも軌道トロッコは動いていますし、
工場では沢山の方がお仕事をしています。
採掘に伴う発破や崩落の危険もあります。



e0183804_928644.jpg山の中であるという事。
至る所にシカの足跡が残っていました。
シカが足を滑らせた跡もありました。
ピヨ~ンという聞き覚えのある甲高い声に
振り返ると、鹿の親子が大きな雨裂の
向こう側からこちらを窺っていました。
しばし見惚れている間に走り去ってしまい
写真は撮れませんでしたが、嬉しかったです。


ハイキングコースが設定されていると言っても、ここは深い山の中です。
そりゃシカも走り回るってもんです。足場が悪いポイントや朽ちかけた丸木橋、
掴むまで分からない浮石や崩れた路肩、危険もいっぱいです。
お出かけの際は装備を整えて、無理をぜずに楽しんで下さいませ。

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※ここで載せきれなかった写真は■PCサイトにてアップ致しました。

総走行距離 125.1km 56.8燃費 km/L


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by t-r-cub | 2011-02-18 09:43

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