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カブで行く。雪中ツーリング~積雪の秩父~

2月11~12日にかけて、都内でも結構な量の雪が振りました
降り止まぬ雪の中、秩父方面へ行ってみました。

e0183804_233135.jpg出発
朝5時前、練馬は粉雪が舞っていました。
都内はある程度除雪されていて安心です。
練馬-所沢-R299で飯能へ出ます



e0183804_234842.jpg武蔵横手駅
雪の日の寒い朝。
駅舎の灯りと周囲の暗さが素敵でした。
うしろの山もすっかり白くなっています。
流石にR299も交通量は少なかったです。



e0183804_24028.jpg東吾野のサンクス
週末ともなると朝でも夜でもバイクで
混み合う東吾野駅前のサンクスですが、
今日は僕のカブ1台だけでした。
広い駐車場にベンチやテーブル完備で
秩父へ出掛ける人からも人気だったのですが、
ベンチ等が使えなくなってからは
利用者が年々減っている様に思えます。



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転倒・・・!
走行中の転倒は人生初でした。R299のコーナーで滑ってそのまま5m程アイススケート!
たまたま対向車・後続車もなくすぐさま引き起こして、そそくさと歩道へ避難。



凍っている様には見えなかったのですが、見事にやられました。

ただ、コケる瞬間は意外にも冷静で、滑っている間も独り言で
「カーリングかよっ!!」
とセルフツッコミができるくらい余裕がありました。(実際に言いました)

増設したステップや箱、レッグシールドのお陰で車体へのダメージはほぼ無し。
フロントフェンダーの薄いキズと、ミラーが内側を向いたくらいで済みました。

どこも打たなかったし、擦りむいたりもしませんでした。ラッキー。
最近積載していなかった基本的な工具を今朝ふと思い出してキャリアに括ったのも
幸いしました。地面にぶつからず、そのまましばらく滑ったのが良かったみたい。

ミラーを直していると、飛ばし気味の数台の乗用車がやってきました。
彼らは派手にスリップして、中央線のプニプニポールにバコンバコンぶつかってました。
僕も幸運だったけど、彼らはもっとラッキーだったと思います。

結構なスピードを出しているのに、車間距離は短く、しかもアイスバーンです。
対向車がいたら、確実に正面衝突&玉突きで大惨事になっていたでしょう。

自分の不注意もしっかりと戒めて、安全運転を心掛けます。




e0183804_245293.jpgR299からR395に。
西吾野-正丸の中間地点から分岐に。
雪の残り方が今までの比ではない。
緩やかな上り坂ですが、何とか行ける。



e0183804_251081.jpg雪は更に深く。
地元の方が雪掻きをしていました。
僕の姿を見て唖然としていました。
「ここからずっと登りだし、
 雪がもっと深くなるから
 無理だったら戻っておいで」

とのお言葉を頂きました。


e0183804_252151.jpg雪とカブとお社
そのあとも数軒の民家があり、
皆さん家族総出で雪掻き作業中。
この雪です、やはり驚かれました。




雪の降る日にこの坂をわざわざ登って行くバイクは前代未聞らしく、
「どっかで緊急の修理でも頼まれたのか?」とか聞かれる始末・・・。
「こんだけ積もると郵便サンも来ねえのに、物好きな兄ちゃんねえ」
なんて感じで見送ってもらいました。



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そろそろ限界か・・・!?
ちょっと洒落になんない・・・。ここまで積もっているとは・・・。
後輪が空回りするすので、バイクを降りてローギアを吹かしながら押して上がる。
タイヤが空転すると、バイクのケツがズリズリと横滑りして倒れそうになります。
前輪ブレーキを握るとすぐロックしちゃうので、足の踏ん張りが唯一のブレーキです。




e0183804_262975.jpg奇策、吉と出るか、それとも・・・。
スノーチェーンなんて持ってない。
でも、当たらずとも遠からずでしょう?

荷物用のゴムロープを2本携行していたので
後輪に巻きつけてみました。
これが効果覿面の大当たり!
これまでの苦労が嘘の様に
坂道をガリガリ登ってくれます




e0183804_264194.jpgコーナー怖すぎ笑えない
天目指峠(あまめざすとうげ)
を越えたあたりで緩い下りに。
下り+コーナーなんて、地獄です。
両足を着いて慎重に下ります。



e0183804_265465.jpg山道終了ーーー!!
バス停「森ヶ原」という場所に。
R53沿いで、道も広くて凍ってない!
距離にして7kmを1時間ちょい。



ここで、地元のお爺ちゃん(犬の散歩中)から衝撃的な事実を聞かされる。
「あっちから芦ヶ久保に行くの?山伏峠はもっと大変だべよ!」

その言葉に気持が折れそうになりました。いっそ青梅方面へ帰ろうかとも。
連れているワンちゃん(柴)は、中腰でずっっと放尿してました。ずーっとです。


e0183804_27122.jpgR53(青梅秩父線)へ突入
それでも行くしかないのです。
一気に行きます。



e0183804_272789.jpg下りが本気でやばい
ブレーキを掛けていても
自重でそのままズルズル下がってしまう。
柔らかい雪の下は圧雪状態の危険な状況。
さらに側溝があり至れり尽くせり。



e0183804_273972.jpg山伏峠
手首が痛いです・・・。
この先は正丸峠への分岐があります。
同じく物凄い積雪でした。



e0183804_275043.jpg横瀬町に
ここまで来ればあとちょっと、多分。
至る所にシカとタヌキの足跡が見られます。
探す余裕は無かったけれど。



e0183804_2848.jpg国道299号線に到着!
この広くて走り易い道が天国に見えました。
約19kmの雪道を経てやっと到着です。
実に2時間半振りの再会でした。



もともと、R53沿いにある白岩の林道から集落跡を見る予定だったのですが、
前述の通り積雪が酷かったのでそのまま先の山伏峠を北上してR299へ来たのです。

このまま帰ってもアレなので、道の駅 果樹公園あしがくぼに寄り道します。

e0183804_281873.jpg道の駅に
ここでお土産を買いました。



e0183804_283056.jpg朝昼兼用の食事
ちまきとたらし焼きにしました。
空腹で雪道を格闘したのもあり
特に格別でした。
ここのちまきとたらし焼きは
特にお勧めの2品です!



e0183804_284431.jpg前輪
ディッシュホイールまであと1歩!



e0183804_285778.jpg立派なスノーチェーンでした
急遽思い付きで実践した処置ですが、
これがなければあと数時間上乗せだっただろう。
一度の走行でボロボロになったけれど、
その雄姿は決して忘れない。
次からはちゃんとしたチェーンを
買ってから臨みたいと思います。



e0183804_291127.jpg休憩を終えて
腹ごなしに雪だるまを作ってから、
道の駅を後にします。
再び雪が降ってきました。
家路を急ぎます。



e0183804_292783.jpgジャケットがバリバリに凍る
牡丹雪も東京に入る頃には湿雪に変わり、
もはや雨みたいなもんでしたが、
やはり気温は低く、水と雪が混ざって
上着がしっかり凍りついてしまいました。
13時前には帰宅しました。



e0183804_210611.jpg雪国の厳しさを知らないからだろうけど、
雪の日は、やはりちょっと楽しい気分になる。
雪を手にはしゃぐ子供がたくさんいることに
なんとなくほっとしたり。


一面にどこまでも眩しく、なだらかで柔らかい。

我々大人はその雪の白さに子供時代の無垢な感情を重ね、穢れ無き心を垣間見る。

そして、少しの間だけ、それを取り戻してみたくなるのかもしれない。

子供って、たいてい白いブリーフ履いてたしね。たいていね。



総走行距離 152.9km 燃費 53.0km/L
(内19km、2時間半 雪道との格闘。先日ドライブチェーンを調整したので燃費はまあまあ)

5~6回はコケると思っていたけれど、R299での一度だけで済みました。
いつかカブ用のスノーチェーンを装着した冬仕様鹿の子号でチャレンジしたいところ。

雪が融けたら本来の目的地だった白岩の集落やトロッコ道に訪れたいと思います。

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by t-r-cub | 2011-02-13 02:44

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