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夏バテ気味のセンタースタンド、頑張れ!

半年くらい前からだろうか、センタースタンドの戻りが悪い。
ずっと誤魔化しながら乗っているが、最近は気にならなくなってしまった。
これはあまり良くない気がする・・・。サイドスタンド使わない派だし。


スタンドを立てた状態から車体を押してやればautomaticallyに

ガコンッ!!

という、小気味よい音を伴って跳ね上がり、在るべき場所へ戻る。
それがカブのセンタースタンドというものだ。

しかし、最近はもっぱら半自動。

跳ね上がりの音も、コキッ ・・・ 程度の控えめなものに。

夏バテ気味のセンタースタンド、頑張れ!_e0183804_217218.jpg
本来は、立てた状態①から 上がった状態②まで、バネの力で勝手に戻るはずなのだ。
しかし、赤丸部分とマフラー側の同じ部位に錆が溜まってしまい動きが悪くなっている。


車体を押す→シートに跨る→スタンドを左のアキレス腱に引っ掛けて押し上げる

そのレッグカールにも似た負荷の掛かり方は、最初こそキツイものだった。

しかし、しっかり跳ね上げておかなければ、色々と具合が悪いのだ。

段差の度に   ゴッ!!

カーブの度に ゴガガガガ!!


そこでKURE 5-56という、※日本人なら一人一本は持っていると言われる万能薬を用意。
(※ 最近は小型化も進み、小学生が持ち歩いているのも当たり前の時代に。
  別サイズの"2本持ち"をする人も珍しくはない)


夏バテ気味のセンタースタンド、頑張れ!_e0183804_205927.jpg
どんな物にでも使える!というイメージで、なぜかどこの家庭にも1本は置いてある5-56
これは実家から出てきたかなり古いタイプだ。工具ケースの奥底から出土した。
用途に ミシン、自転車、戸車、リール、テレビ、猟銃、とある。

古いタイプは、わざわざテレビに繋げて使っていたのだろう。
今やワンセグが当たり前の時代だ。ハイビジョンだって端末で視聴できる。


さて・・・サイドスタンドで車体を立てておき、これを滝の様に吹き掛け
上画像①-②間を往復させる要領でセンタースタンドを動かす。

すると、錆色の液体が尽きること無く流れるのだ。(M.R.さん直伝)

しばらく続けると、スコン!と②まで戻る様になる。

5-56の効力は、錆落とし・防錆だ。スタンドはスムーズな動きを取り戻した。


しかし慣れとは恐ろしいもの。しっかり戻っているのに・・・それなのに・・・
アキレス腱に一度引っ掛けてから発進せねば不安で仕方ない。


そして最近また、動きが非常に悪くなってきました。湿気と熱で錆が浮いてきたらしい。
もうここまで来たら金具を磨くしかなさそうです。
(M.R.さんによると、マフラー外して行うそうです。僕じゃ怖いから無理です。)

先日、近所のスーパーでゴーヤを買いました。夏バテに効くそうですね!
ワッシャー代わりに、ゴーヤのスライスを組み込んでやりたいとこです。


5-56を盲信しがちなThe Japaneseですが、場合によっては症状を悪化させる事があります。
殊に、チェーン等の駆動部分は命に関わります。(切れて事故に繋がるケースも)
必ず正しい知識の下、専用品をご使用にごおなりになってご下さい。


いろんなサイズのKURE 5-56 CRC(ペンタイプなんて初めて知った)

夏バテ気味のセンタースタンド、頑張れ!_e0183804_22145757.jpg
この画像ですが、それは使用例じゃないだろ・・・!
じゃあなにか!? 5-56は出し入れするためのアイテムか?なんていやらしいんだ。

by t-r-cub | 2010-08-19 22:26

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